【ベトナム戦のスタメン予想】指揮官は大幅入れ替えを明言。新生3トップや中盤の構成は?

2022年03月29日 本田健介(サッカーダイジェスト)

すでにワールドカップ出場を決めているだけに

ベトナム戦はどう戦うか。フレッシュなメンバーが並びそうだ。

 3月24日のアウェー・オーストラリア戦に勝利し(2-0)、7大会連続でのワールドカップ出場を決めた森保ジャパンは、29日にホーム・埼玉スタジアムで今予選の最終戦・ベトナム戦を迎える(本大会は11月にカタールで開催)。

 7勝2敗で勝点21の日本は、勝点20のサウジアラビアを抑えてグループBの首位。怒涛の7連勝で締めくくり、改めて1位での予選突破を掴みたいところで、加えてベトナム戦は多くの戦力を起用できる貴重な機会にもなりそうだ。前日会見で森保一監督も「(オーストラリア戦から)大幅にメンバーを替えて戦いたい」と説明している。

 その言葉を信じるなら、ベトナム戦2日前の紅白戦で組んだメンバーが先発を託される可能性が高いと見られる。
 GKは予選を通じて守護神を務めてきた権田修一から変更があるかもしれない。紅白戦では経験豊富な川島永嗣が、スタメンを想定される組に権田とともに入った。シュミット・ダニエルや、新進気鋭の谷晃生も控えるなかで、指揮官がどんな選択をするかは興味深い。

 最終ラインも入れ替わりがありそうだが、CBはキャプテンの吉田麻也、酒井宏樹が不在の右SBは山根視来を据え置きか。もう一方のCBはオーストラリア戦で吉田と組んだ板倉滉がコンディション調整のために所属のシャルケにすでに戻っているが、川崎で好パフォーマンスを続ける谷口彰悟が気合いの入ったプレーを見せてくれるに違いない。長友佑都がファーストチョイスであった左SBも、ここまでは途中出場の多かった中山雄太が起用されるのではないか。

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