Y.S.C.C.横浜に所属する元日本代表MF松井大輔が、DAZNで配信中の『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回にゲスト出演。ワールドカップ予選のエピソードを明かした。

　松井と内田氏がともに戦ったのが、2010年南アフリカW杯のアジア予選だ。その中で、本大会出場を決めた敵地でのウズベキスタン戦に出番を与えられなかった松井は、「ムカついていた」という。

「岡田（武史）監督に、『なんで出してくれないんですか？』って言いに行った」

【動画】松井大輔が出場できなかったウズベキスタン戦も…過去のW杯出場決定試合を振り返り

　内田氏が「すごいっすね。言いに行くんだ？」と話すと、40歳の現役プレーヤーは、「言いに行くでしょ。理由を聞かないと、どこを改善していいか分からないじゃん」と返答。「（岡田監督から）お前は（クラブで試合に）出てないからだと。だから（サンテティエンヌからグルノーブルへ）移籍するんだけど」と明かしている。

　そして、W杯出場が決まり、消化試合となったオーストラリア戦で先発起用された松井は、「自分としては、出してもらってないからムカついてた。だからずっとドリブルしてた」と告白。ともにスタメンでピッチに立った内田は、爆笑しながらこうフォローした。

「皆さん、いまのは語弊があります。松井さんはそういう選手ではありません。チームのためにドリブルをしたんです」

　すると松井は、「最終的にドリブルするは、チームのためにやってますけど、（その時は）自分を認めてほしいというのが多分あった」と回顧。アピールする気持ちが強かったと振り返っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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