「退く覚悟はできている」森保監督の言葉に吉田麻也&長友佑都が奮起!「選手にも伝わった」

2022年03月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ブレてはいけないと背中を押してもらった」

吉田や長友が森保監督の言葉を明かした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は3月24日、ワールドカップ・アジア最終予選でオーストラリアと対戦し、2-0で勝利を収め、7大会連続7回目のワールドカップ出場を決めた。

 今回の最終予選では、初戦のオマーン戦で敗れ、続く中国戦で勝利も、3節のサウジアラビア戦も黒星。開幕からの3試合で1勝2敗。厳しいスタートとなった。

 134試合と歴代2位のキャップ数を数える長友佑都は、「とにかく苦しい予選だった。(ワールドカップ予選は)4回目だが、これまでで一番苦しい予選」と振り返った。

 キャプテンの吉田麻也も「一番厳しかったのは、サウジ戦に負けた時。その後オーストラリアに勝たないといけないという時期」と語る。
 
 そんな苦しい時期に、チームを奮い立たせたのは森保一監督だった。

 第3戦のサウジアラビア戦後に指揮官から「退く覚悟はできている」という言葉を聞き、「それが選手にも伝わった。その後の5連勝に繋がったと思う」(吉田)。

 長友も「まったくブレない。どんな時も森保監督は、言動、行動も変わらない。良い時も悪い時もブレない」とし、「監督がブレブレだと選手にも影響する。ブレないことで、苦しい時も支えられてきた。自信をもらったというか、ブレてはいけないと背中を押してもらった」と指揮官への感謝を口にした。

 ホームで迎えた4節・オーストラリア戦で勝利した日本は、その後は勢いに乗り、6連勝を達成。勝点21に伸ばし、3位オーストラリアとの勝点差を6に広げ、1試合を残してカタール行きのチケットを掴んだ。

 日本は29日に、予選ラストマッチとなるベトナム戦に臨む。森保ジャパン発足以来、目標に掲げる「ワールドカップでベスト8以上」に向けてブレない戦いを続けたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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