３月24日にシドニーで開催されたカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の第９戦で、日本代表はオーストラリア代表と対戦。途中出場の三笘薫が89分、94分と立て続けに２ゴールを決めて２‐０で勝利し、７大会連続の本大会出場を決めた。
　
　この試合を配信したDAZNで解説を務めた元日本代表DFの内田篤人氏は、試合後にテレビ朝日の報道ステーションに出演。三笘の活躍を称賛した。

　オーストラリアの守備陣をドリブルでスイスイと抜いて奪った２点目の映像が流れると、「采配ぴたりというか、このスピードも途中で入ってきたからこその怖さ」とコメント。「戦術ももちろん大切ですけど、個人で崩せる選手は貴重」とその打開力を称えた。

　大越健介キャスターが「じりじりする展開のなか、三笘選手が入って一気に局面を変えてくれた。凄い選手ですね」と話すと、その魅力をこう解説している。

「ただスピードがあるだけでなく、相手の重心をしっかり見てリアクションしながら抜き切ることができる」

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　そして、「こういう大事な局面で、大事な試合でワールドカップ出場を決めるゴールをするというのは、持っているか、持っていないかというのもある」と語り、こう続けている。

「彼は謙虚で本当に応援したくなる選手。ぜひ本番でも見たいなと思います」

　またも途中出場で結果を残した三笘。この切り札は、本大会に向けても有効なカードとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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