「彼がもっとプレーする機会があれば…」元C大阪フォルランが語る、古巣マンUの苦戦の理由とは?

2022年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

4位のアーセナルと4ポイント差の6位に低迷

フォルラン氏が、古巣でくすぶる同胞の後輩について語った。(C)SOCCER DIGEST

 キャリアの終盤にはセレッソ大阪でもプレーした、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン氏が、古巣のマンチェスター・ユナイテッドについて語った。英紙『Mirror』が3月22日付けで伝えている。
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 クリスチアーノ・ロナウドが電撃復帰したユナイテッドは、9年ぶりのプレミアリーグ制覇に大きな期待が高まったが、思うように勝ち星を積み上げられず、オレ・グンナー・スールシャール監督を解任。現在、消化試合が1試合少ない4位のアーセナルと4ポイント差の6位と、チャンピオンズ・リーグの出場権獲得も危うい状況となっている。

 フォルラン氏は、苦戦の理由のひとつにエディソン・カバーニの出場機会の少なさがあると指摘。加入1年目の昨シーズンはプレミアで二桁得点を挙げ、準優勝したヨーロッパリーグでも5戦6発と気を吐いたものの、今シーズンは怪我やC・ロナウド加入による序列の低下で影をひそめる同胞の後輩の起用法次第では、流れを変えることができたと語っている。
 
「もし彼が多くの試合を続けてプレーする機会があれば、たくさんの重要なゴールを決めていただろうね。昨シーズンがそうだった。ヨーロッパリーグ決勝の前に多くの試合に出場し、彼がチームを次のレベルへと導いていく様を見てとることができただろう。

 なぜかって?彼はほとんどの試合に出ていたからだ。今シーズンは開幕から怪我をしてしまい、その後、いくつかの理由でプレーできなかった」

 カバーニの才能を信じて疑わず、「とてもプロフェッショナルな選手で、身体的にもとても強く、昨シーズンの終わりには、なぜ彼が契約されたのか、その理由が分かっただろう」と絶賛する42歳のレジェンドは、怪我を強いられた原因も推測。試合数の少なさが影響していると考えているようだ。

「彼は2試合、3試合と続けて出場することはなかった。試合数が少なければ、選手が良いパフォーマンスをするのは難しい」

 35歳のカバーニは今年の6月いっぱいで契約が満了となる。退団が濃厚のなか、オールド・トラフォードでもうひと暴れできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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