「どれだけ国のために戦えるか」内野貴史の“日の丸”への熱き想い「ずっと目標にしてきた」【U-21代表】

2022年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何も成し遂げていない。まだ上に向かっている途中」

クロアチア戦で途中出場から“日の丸”デビューを飾った内野。気持ちのこもったプレーを随所に見せた。写真:松尾祐希

【ドバイカップ】U-21日本代表 1-0 U-23クロアチア代表/3月23日/アル・アウィール・スタジアム

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 大岩ジャパンの初陣となったドバイカップU-23の初戦クロアチアU-23代表との試合後、オンライン取材に応じた内野貴史は、礼儀正しくハキハキと受け答えしていた。

 今回のU-21代表の活動で、初めて世代別代表に選出された。ベンチスタートとなったクロアチア戦では、後半から途中出場。待望の"日の丸"デビューを飾った。

「日の丸を背負って戦うことは、ずっと目標にしてやってきた。それが達成できて、素直に嬉しかったです」

 日本を代表するチームの一員として、強い責任感でピッチに立った。

「日の丸をつけて戦う以上、どれだけチームのために、国のために戦えるかが一番大事だと思う。その意味で言えば、今日の試合ではちょっと足りないかなと、自分は外から見ていて思いました。ミスしても、チームとしてみんなでやろうっていう、そういうメンタルをチームに落とし込もうということを意識して、ずっとやっていました」
 
 今月12日には、所属するデュッセルドルフでトップチームデビューを果たしたばかり。「個人的に、日本でもドイツでも何も成し遂げていない。まだ上に向かっている途中」であり、「失うものなんてない」ときっぱり。だからこそ、「試合に入るときには、失うものはないという割り切った気持ちで、ただ100パーセントでやることだけを意識しました」。

 気持ちのこもったプレーを随所に見せ、1-0の勝利に貢献。チームは今後、26日にU-23カタール代表戦、29日に順位決定戦に挑む。内野は「日本代表で出ている以上、結果が一番求められるので。あと2試合、絶対勝てるように、ということを意識して、そのためにチームとして良い準備をしていけたらいいなと思います」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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