「何があってもプレーする」クラシコ欠場から4日、ベイルがカタールW杯プレーオフ先発へ。西紙は痛烈皮肉「奇跡だ」

2022年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーとの契約満了が迫るなか、去就には…

ベイルは、母国ウェールズを64年ぶりのW杯出場へ導けるか。(C)Getty Images

 ウェールズの大黒柱、ガレス・ベイル(レアル・マドリー)の復帰が、注目を集めている。

 ここ数シーズンは度重なる怪我に悩まされ、満足にプレーできていないベイル。20日に行なわれた宿敵バルセロナとの大一番(●0―4、ラ・リーガ第29節)でも、主砲カリム・ベンゼマが不在でCFとしての先発も期待されながら、背中に問題があったとして、ベンチベンバーからも外れた。

 しかし、スペイン紙『AS』によれば、ベイルはカタール・ワールドカップのプレーオフに向けた、ウェールズ代表のトレーニングに問題なく参加。24日に行なわれるオーストリアとの準決勝での先発が濃厚となっているようだ。

 ベイル本人は決戦の前日会見で、「明日は何があってもプレーする準備はできている」と決意を誓っている。

「違和感があるのは当たり前だが、全般的にはかなり調子がいい。2か月半の間、トレーニングを続けてきた。前回トレーニングで来たときよりも、ずっと調子がいいんだ」
【動画】まさにキレキレ!ベイルがクラシコで見せた衝撃の無双弾をプレイバック
 ここまでラ・リーガでの出場は4試合で、1ゴールに留まる32歳は、今年6月でマドリーとの契約が満了となる。その去就については、「まったく考えていない」と明言を避け、今は母国の悲願成就へ全力を尽くすだけだと語っている。

「この状況(プレーオフ参戦)になると分かってから、このことだけに集中してきた。将来のことを考えると迷いが生じるからね。将来どうなるかは、自分が決めることだ」

 ベイルのセンセーショナルなカムバックに、『AS』が皮肉たっぷりに「奇跡のベイル」と伝えれば、同じくマドリー寄りの『MARCA』は「もう痛くない」と見出しを打った。この一戦に出るためにクラシコを休んだ可能性がある、と勘ぐっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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