「誰も話さなかった」CLに続きモナコに惨敗のパリSG、“2大派閥”の緊張を現地報道!「ロッカールームの欲求不満を引き起こした」

2022年03月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「リーダーシップの欠如」を指摘

ロッカールームの緊張が伝えられたパリSG。(C)Getty Images

 チャンピオンズ・リーグ(CL)での敗退に続く惨敗に、緊張が高まっているようだ。

 3月20日に開催されたリーグ・アン第29節で、首位を独走するパリ・サンジェルマンは敵地でモナコと対戦。0-3の完敗を喫した。これで直近の公式戦6試合で4敗目という体たらくだ。

 フランス・メディア『RMC SPORT』は、「チャンピオンズ・リーグから排除され、日曜日にモナコとのリーグで再び敗れたパリSGの貧弱な一連の結果は、ロッカールームで緊張と欲求不満を引き起こした」と綴り、パリSGの雰囲気の悪さを伝えた。

 記事によれば、パリSGは主に「南米派閥」と「フランス語圏派閥」に別れており、CLの敗退後から緊張感が高まり、モナコ戦の後は「誰も話さなかった」という。落胆するチームを鼓舞するような選手は不在で「リーダーシップの欠如」を同メディアは指摘している。

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 また、「フランス語圏派」は、「南米派」に対して「特定のプレーヤーに対して、クラブの厳しさが欠如している」といった不満があり、チームの分裂がピッチ上にも表われていると指摘。「ネイマールがピッチに倒れた時は、審判や対戦相手の周りに4~5人の選手がやってくる。アシュラフ・ハキミのような選手がファウルを受けた時に、と同じ光景は見られない」と綴っている。

 そのハキミは、キリアン・エムバペと親しいため、フランス代表FWが退団すれば、「影響を受ける可能性がある」とも。このモロッコ代表と特定の南米選手との関係が良好ではなく、「(ハキミが)彼に対する特定の選手の利他主義の欠如に悩まされているのを見るのは珍しいことではない」と伝えている。

 結果を出すことで何とかまとまっていたスター軍団に、暗雲が立ち込めているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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