「マドリーはクボを売るかもしれない」久保建英を手放す可能性を現地報道!「計画が変わったようだ」

2022年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いくつかのクラブが若い日本人選手の状況を追いかけている」

来シーズンの去就が注目されている久保。(C)Getty Images

 レアル・マドリーからマジョルカにレンタル中の久保建英は来シーズン、保有元に復帰するのか。現地スペインでも注目を集めている。

 現地では、まずヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国籍を取得し、「EU圏外選手枠」が空くのが絶対条件。空いたとしてもライバルが多く、キリアン・エムバペの加入も濃厚視されていることから、マドリー復帰よりも、欧州カップ戦に出場する上位チームへの再レンタルされる可能性が高い、という見方が有力のようだ。

 そんななか、「完全移籍の可能性もある」と報じたのがスペイン・メディア『FICHAJES.NET』だ。「レアル・マドリーはクボを売る可能性がある」と題した記事で、「いくつかのクラブは若い日本人選手の状況を追いかけている。そのうちの1つは、最初の正式なオファーを準備している」と報じた。

「クボはマドリーを永久に去る可能性がある。彼を貸し出しているクラブであるマジョルカは、数週間以内に最初のオファーを提示する予定だ」

【画像】久保建英がマドリーFWから連続で顔に肘打ちを食らう決定的シーン

 記事は、「20歳の日本人選手は質が高く、(マドリーで)大きな飛躍を遂げる準備ができていることを示している」とされていたが、「最近は計画が変わったようだ」と綴り、マジョルカ側から完全移籍のアプローチをしていると伝えている。たた、マジョルカが1部に残留しない限り、「実現は不可能だ」とも指摘した。

『FICHAJES.NET』は、完全移籍する場合の条件についても言及している。

「正確な数値ではないが、移籍金は約1000万~1500万ユーロ(約12億5000万円~18億7500万円)になる可能性がある。マジョルカは選手の権利の50%以上を引き継ぎ、残りの%はレアル・マドリーに委ねられる。さらに、マドリーは買戻しオプションを付ける可能性がある」

 買戻しオプションの付帯はマドリーがよく使う手段で、過去にも一度売却したアルバロ・モラタをユベントス、マリアーノ・ディアスをリヨンから買い戻している。

 果たして、マドリーが久保が手放すことはあるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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