バルセロナのシャビ監督が、現在はパリ・サンジェルマンでプレーするリオネル・メッシへ、熱烈なラブコールを送った。スペイン紙『MARCA』が伝えている。

　昨夏に電撃退団したスーパースターを巡っては、一部で復帰の可能性が報じられ、ダニエウ・アウベスも「戻ってこれるように願っているよ」と、メッセージを寄せるなど、去就が世界中で注目を集めている。

　そうしたなか、現役時代は長年カンプ・ノウでタッグを組み、共に黄金時代を築いたシャビ監督は、現地時間20日に敵地で行なわれるレアル・マドリー戦（ラ・リーガ第29節）を前に、かつてのチームメイトについて言及。「彼が与えてくれたものはプライスレスだ」と、思いの丈を明かしている。

「彼は歴史上最高の選手であり、バルサの扉は常に開かれている。私が監督である限り、毎日ここに来たいと言っても問題ない。私たちは彼に大きな敬意を表わすべきだね。ただ、彼はパリSGと契約しているから、我々が言えることはほとんどないと思う」
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　また、会見では宿敵マドリーの印象にも触れ、「まるでカメレオンのようだ。どうプレーしてくるか分からない」と説明。変幻自在なプレースタイルに警戒心を強めている。

「多くの時間でボールを持ち、自分たちのスタイルでプレーすることを心がけたい。相手はホームでの試合とあって、終始トップでプレスをかけてくると思う。ゲームのあらゆる局面に対応できるように準備しなければならないね」

　メッシも注目しているであろう、今シーズン最後のクラシコは日本時間21日、５時キックオフだ。威信を懸けた大一番を制すのは、いったいどちらか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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