「日本との対戦がさらに苦しく…」豪代表ロギッチが、アジア最終予選出場に黄信号? 相次ぐ戦力離脱の可能性に現地紙が嘆き節

2022年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

セルティックで前田、旗手らの同僚であるロギッチ

19日のロス・カウンティ戦では前半で負傷交代となったロギッチ。(C)Getty Images

 現地時間3月19日、スコットランド・リーグ第31節が行なわれ、日本人選手4人が所属する首位のセルティックは6位のロス・カウンティと対戦し、4-0で大勝した。

 前田大然のゴールを含む4得点で快勝したセルティックだが、33分にオーストラリア代表トム・ロギッチがケイン・ラムジーの激しいタックルを受けて負傷。倒れ込んだ後に治療を受け、自らの足で立ち上がったがプレーを続けることはなく、交代した。また、このプレーでラムジーにはレッドカードが提示され、退場処分となっている。

 試合後、アンジェ・ポステコグルー監督は「トムは少し痛んでいた」とその状態に言及。「ひどくなければいいと思っている。足首の打撲で、ハーフタイムに氷で冷やしていた。それほどひどくはないと思われるが、今後の状況を見ることになるだろう」とコメントした。
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 だが、この一報を伝えた現地紙『The Sydney Morning Herald』のヴィンス・ルガーリ記者は「サッカールーズは日本戦を前に、ロギッチの負傷でさらに苦しめられるのか」と嘆いている。

「新型コロナに悩まされるサッカールーズのグレアム・アーノルド監督は、またしても頭痛の種を抱えることになった。ロギッチはロス・カウンティ戦で受けたタックルでフィールドから退場させられた。彼は足首を負傷しており、この怪我はサッカールーズと彼らのW杯への希望に大きな影響を与えるかもしれない」

 ルガーリ記者は「ポステコグルー監督は楽観していたようだが、アーノルドは今、彼がプレーできるように神に祈っているだろう」と綴っている。

「先日はアーロン・ムーイが新型コロナウイルス陽性でチームを離れることが判明した。ライリー・マグリーも負傷で離脱し、ロギッチまでも欠場すれば、チームにとって大打撃は免れない。日本戦はさらに苦しくなり、彼らがW杯の切符を掴むためには、アーノルド監督のチームはここ数年見せていない高いパフォーマンスが必要となってくる」

 相次ぐ主力の離脱といえば、日本代表でも先日、大迫勇也、そして酒井宏樹というベテランが負傷のために代表招集を辞退することが発表された。両チームともに"緊急事態"で大一番に臨むことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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