「目標はパリではなくA代表」U-21日本代表・小田裕太郎が大迫勇也の背中を見て感じた自身の現在地

2022年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日ごろから素晴らしい環境でプレーしているなかで…」

ドバイカップに挑むU-21日本代表に招集された神戸の小田が、今後の目標について語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 パリ五輪を目指すU-21日本代表は、3月23日からドバイカップU-23に参戦。そのメンバーに名を連ねたヴィッセル神戸のFW小田裕太郎が、今後の目標を語った。
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 昨年6月に行なわれたU-20代表候補トレーニングキャンプ以来の招集となった小田は、「すごく久しぶりで海外遠征はもっと久しぶり。率直に楽しみ」と高揚感を口にした。

 今季プロ3年目の小田は、多くのタレントを擁する神戸でプレー。U-21代表は2024年のパリ五輪を目指すチームだが、普段から自チームで世界基準の選手を目の当たりにしているからこそ、A代表も強く意識している。

「日ごろから日本を代表するようなワールドクラスの選手がいますし、素晴らしい環境でプレーしているなかで、自分的にはA代表は全然遠くない場所かなと思っています。よく全然遠慮せずに仕掛けろと言われますし、僕の持ち味はそこ。そういった部分は最近の試合では出せている」
 
 なかでも意識しているのは、同じく前線のポジションで、長年、日の丸を背負う大迫勇也だと言う。

「サコくん(大迫)とは同じ前のポジションなので、アドバイスをくれたり、試合中に声をかけてくれたりしてくれる。やっぱり代表選手や上に行く選手はゴールやアシストを出す選手なので、その仕掛けプラス、ゴールやアシストを伸ばしていかないといけないなとは、サコくんらを見て思います」

 U-21代表は、23日にドバイカップの初戦でU-23クロアチア代表と対戦。「目標はパリではなくA代表」と力強く語った小田の活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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