選手権制覇でプロ入り。同じ境遇で活躍中の松木玖生を「凄い」と認める松村優太。U-21代表で一緒にプレーするのは「楽しみ」

2022年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリ五輪は「大事になってくる大会。本気で目指している」

パリ五輪を目指すU-21代表で、久々の再会を果たした松村(右)と松木(左)。写真:徳原隆元、サッカーダイジェスト

 ドバイカップに臨むU-21日本代表の松村優太(鹿島)が3月20日、オンライン取材に対応。今回招集されたメンバーの松木玖生(FC東京)について言及した。

 両者は高校時代に選手権決勝で対戦経験があり、当時は3年次の松村が率いる静岡学園が、1年次の松木を擁する青森山田に3-2で勝利し優勝を果たしている。

 今回の代表活動で久々の再会を果たした。「『お久しぶりです』と言われて。初めてしゃべったんですけど、ピッチの印象と違くて、すごく良い子だなと思った」という。

 松村と同じく、松木も3年次に選手権制覇を果たしてプロ入り。同じような境遇の松木について、松村は次のように話す。

「僕は全然試合に絡めなかったんですけど、彼は開幕からずっとスタートで出ていますし、プロの厳しい世界の中でずっしり構えて、自分の特長を出しているのは凄いことだと思う」

 松木の印象を「もっとガツガツする子だと思っていたけど、普段はけっこう優しい感じ」と話す松村は、ポテンシャルを秘める18歳とのプレーは「楽しみ」と言う。
 
 もちろん、松村自身も負けてはいられない。「自分の代がオリンピックの世代になるという認識は、高校生ぐらいの時からありました」。当時はそこまで現実的に考えてはいなかったようだが、プロ3年目の今、2024年のパリ五輪はひとつの目標になっている。

 五輪のその先を見据えつつも、「大事になってくる大会。本気で目指している」と力をこめる。2年後の大舞台で活躍できるか。まずは今回のドバイカップでアピールしたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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