前田大然が今季6点目&ギアクマキスがハット!首位セルティック、宿敵レンジャーズとの直接対決を前に4発大勝

2022年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

旗手は74分までプレー、井手口は出番なし

CKから今季6点目を奪った前田。(C)Getty Images

 現地時間3月19日に開催されたスコットランド・リーグ第31節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティックは、6位のロス・カウンティとホームで対戦。古橋亨梧は負傷でメンバー外、井手口陽介はベンチスタートとなるなか、旗手怜央が左インサイドハーフ、前田大然が左ウイングで先発した。

 セルティックは11分、ジョッタの高精度のクロスを、ギアクマキスが打点の高いヘッドで叩き込み、先制に成功する。

 勢いに乗ったギアクマキスは、その7分後に追加点もゲット。前田のダイレクトでの折り返しに頭で合わせたシュートは、ゴールライン上の相手DFにクリアされるも、こぼれ球を押し込んだ。

 迎えた26分には、立ち上がりからキレのある動きを見せていた前田がネットを揺らす。CKからギアクマキスがヘッドで落としたところを、倒れ込みながらも上手く左足で流し込んだ。

 カタール・ワールドカップ出場の懸かるオーストラリア戦での活躍が期待される日本代表FWは、前節に続いて2戦連発で4点目、公式戦通算では6点目となった。
【動画】倒れ込みながらも気持ちで押し込む!前田の今季6点目をチェック
 その後、28分に相手DFラムゼイが一発退場。これでさらに押し込む展開となったセルティックは、後半に入って61分に相手のハンドでPKを獲得。これをきっちり決めたギアクマキスは、27節のダンディー戦(〇3―2)に続き、ハットトリックを達成した。

 終盤にかけても、数的優位のホームチームが終始圧倒するなか、74分にはターンブルとビトンを投入。ここで旗手とキャプテンのマクレガーはお役御免となった。

 結局、試合はこのまま4―0で終了。セルティックはリーグ戦の連勝を3に伸ばし、次節の敵地での直接対決を前に、2位の宿敵レンジャーズと、暫定で6ポイント差をつけた。

 なお、前田はタイムアップの瞬間までピッチ中を駆け回り、井手口はリーグ戦2試合連続で出番が訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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