ドルトムントが今夏の南野拓実獲得に興味と現地報道!「約11億円程度の支払いは厭わない」

2022年03月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

クロップ監督の発言を次期SDが注視

出場機会を求めて今夏の移籍が噂されている南野。(C)Getty Images

 ドイツメディア『 DER WESTEN』は現地時間3月17日、ドルトムントがリバプールの日本代表FW南野拓実に興味を示していると報じた。

 ドルトムントは今夏、エースのアーリング・ハーランドの移籍がほぼ確実視されており、今年7月に同クラブのスポーツディレクター就任が決まっているセバスティアン・ケール氏も、後釜獲得に向けて動き出しているという。

 同メディアによると、ケール次期SDはドルトムントの元指揮官で、現リバプール監督のユルゲン・クロップが、先日の『Sky Sports』のインタビューで発したあるコメントに注目しているという。

 クロップは出場機会が限られている南野やディボック・オリギについて触れ、「この夏に彼らにとって良い解決策が見つかるだろう」と、シーズン終了後の退団を示唆するような発言をしていた。
 
 南野は24年6月まで現行契約を残しており、移籍金が発生するが、同メディアは、「(20年1月に)リバプールがレッドブル・ザルツブルクに支払った850万ユーロ(約11億500万円)程度の金額であれば、ドルトムント側も厭わないだろう」と報じている。

 仮にドルトムント加入となれば香川真司(10~12年、14年~19年)、丸岡満(14~15年)以来、日本人としては3人目となる。

 南野には、他にもザルツブルク時代の恩師であるジェシー・マーシュが監督を務めるリーズ行きが取りざたされるなど、その去就は今夏の移籍市場の大きな注目ポイントになるだろう。

 いずれにしても、いまはイングランド史上初の4冠獲得を目指すリバプールで、きっちりと結果を残すことが求められる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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