「ここ数週間、野次られ、脅され…」マンUの10番、ラッシュフォードが声明を発表「僕は人間だ」

2022年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「無視してまっすぐ通り過ぎれば良かったんだけど…」

SNSで真実を訴えたラッシュフォード。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードが、ネット上に出回る自身の映像について釈明した。

 問題が起こったのは、15日に行なわれたチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント1回戦(第2レグ)、アトレティコ・マドリー戦(●0―1)のあとだ。

 2戦合計1―2で敗退が決まり、がっくりと肩を落としオールド・トラフォードを後にするラッシュフォードに対し、サポーターは野次を飛ばす。すると、背番号10はサポーターに向けて指をさし、何やら訴えていた。
【動画】CL敗退後、オールド・トラフォード外で野次られたラッシュフォードは…

 これが中指を立てた侮辱行為ではないかと、一部で非難の声が上がるなか、ラッシュフォード本人が16日にツイッターで声明を発表。「不正確な情報がソーシャルメディアで共有されている」として、真実を伝えている。
 
「ここ数週間、野次られ、脅され、質問され、昨晩は自分の感情が勝ってしまった。僕は人間だ。毎日、自分の記事を読んだり聞いたりしていると、気が滅入るよ。

 ビデオに映っているものが全てではない。僕はグラウンドの外に出た瞬間から罵声を浴びていたが、その内容はサッカーに関するものだけではなかった。人々は僕の反応を窺っていたんだ。携帯電話も構えていた。もちろん、無視してまっすぐ通り過ぎれば良かったんだけどね」

 指さし行為に対しては「はっきりさせたい」と、こう主張している。

「僕は人差し指を使って、『こっちに来て面と向かって言ってみろ」とファンに伝えたんだ。中指でジェスチャーをしたわけではない。僕は怒っている。失望しているんだ。その瞬間は愚かだったけど、結局のところ僕はひとりの人間だった」

 劇的決勝弾を奪ったウェストハム戦(〇1―0、プレミアリーグ第23節)以来、およそ2か月ゴールから遠ざかっているラッシュフォード。兎にも角にも、結果で周囲の雑音を一蹴したいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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