元ブラジル代表FWのロナウジーニョ氏が、新天地で苦戦するリオネル・メッシについて語った。スペイン紙『AS』が３月15日付けで伝えている。

　バルセロナでゴールを量産したメッシだが、昨夏にプロキャリア初の移籍でパリ・サンジェルマンへ活躍の場を移すと、目に見えてトーンダウン。ここまでリーグ・アンでわずか２ゴールしか奪っていない。

　チャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント１回戦、レアル・マドリー戦（２戦合計２―３で敗退）でも精彩を欠き、戦犯のひとりに。敗退後のホームゲームでは、ボールを持つたびに味方サポーターからブーイングや野次が飛び交う有様だった。
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　厳しい時を過ごすバルセロナ時代の後輩に対し、ロナウジーニョ氏は「今、絶好調というわけではない」と認めながらも、世界一の選手という座は、揺るがないと主張している。
 

「彼がサッカー界にもたらした全てのことを考えると、私としてはメッシを疑うのは難しいことだ。すぐにまたタイトルを獲って、世界一と言われるようになると確信している。私にとっては、彼は今でも世界一なのだ」

　財政難にあえぎ、過渡期を迎えているバルサには「大変な時期だが、大好きなクラブなので早く回復してほしい」と語った41歳のレジェンド。引退して数年が経つなか、10番を受け継いだ後輩と古巣には特別な思いを抱いているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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