ロシアの攻撃でウクライナ人の元選手がボランティア中に死亡と発表。現地メディアが非難「侵略者が命を奪い続けている」

2022年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

数々のタイトルを獲得した「伝説のストライカー」

ウクライナでまたサッカー関係者が犠牲となった。(C)Getty Images

 ロシアの軍事侵攻が続くウクライナから、また悲しいニュースがもたらさせた。

 3月14日、現地メディア『CHAMPION』が「ロシアの侵略者がウクライナのサッカー選手を殺害した。レイシストがウクライナ人の命を奪い続けている」と怒りを込めて報じたところによれば、元アマチュア選手がロシアの攻撃で命を落としたという。
 
『Kyiv-Sviatoshynskyi football』のフェイスブックでの発表によると、42歳のオレクサンドル・イバシュチュクさんが、3月13日にイルペンでロシア軍の銃弾によって死亡。戦争地帯を離れて困っている人々に、食糧を届けるボランティアをしている最中だった。 

 イバシュチュクさんはキエフ地域のアマチュアリーグでプレーし、複数のクラブを渡り歩き、点取り屋として活躍。数々のタイトルを獲得した「伝説のストライカー」だったという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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