「明らかなPK、完全に説明不可能」インテルから白星を逃したトリノ、判定に不満爆発!「受け入れられない。2つのミスだ」

2022年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このPKで笛が吹かれないなんて。マッサは国際審判だぞ」

試合後、判定に不満を述べたユリッチ監督。(C)Getty Images

 終了間際の同点弾は、議論を呼んだ判定次第で存在しなかったかもしれない。

 3月13日に行われたセリエA第29節、トリノ対インテルの一戦は、1-1のドローに終わった。前半12分にブレーメルのゴールでホームのトリノが先制。だが後半アディショナルタイム、エディン・ジェコのアシストから途中出場のアレクシス・サンチェスが起死回生の同点弾を挙げている。

 ミラン、ユベントス、ナポリと上位勢がそろって勝利していた今節、黒星という最悪の事態を土壇場で回避したインテルだが、一方で納得がいかないのは2ポイントを失ったかたちのトリノだ。失点したことだけではない。前半の判定に怒りを表している。

 トリノは1点をリードしていた36分、アンドレア・ベロッティがアンドレア・ラノッキアにペナルティエリア内で倒された。だが、マルコ・グイダ主審の笛は鳴らず。さらに、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)のダビデ・マッサもオンフィールドレビューを求めず、プレーは続行となった。

【動画】PKなしは妥当?トリノが激怒したシーンをチェック
『Gazzetta dello Sport』紙によると、トリノのダビデ・バニャーティTDは「受け入れられない。2つのミスだ。1つは主審、もう1つはVAR。理解不能だ」と不満を隠していない。

「主審に説明求めたら、『VARから言われなかったなら正しい選択だったということだ』と言われた。このPKで笛が吹かれないなんて。マッサは国際審判だぞ。勝っていた試合なのに…」

 また、イバン・ユリッチ監督も「またもや我々を罰するエピソードだ。これは完全に説明不可能だ」と誤審を訴えた。

「明らかなPKだった。どうして笛が吹かれなかったのか分からなかった。彼らも説明することができないだろう。あの時点で2-0になっていたら、すべてが違っていたはずだ」

 6試合白星から遠ざかっていたトリノは、喉から手が出るほど欲しかった3ポイントを手にすることができなかった。次節は18日、7試合連続ドロー中で12試合勝利がないジェノアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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