現地時間３月13日に行なわれたブンデスリーガ第26節で、浅野拓磨が先発したボーフムとホームで対戦したフランクフルトは、先制を許しながらも逆転し、２-１で勝利を収めた。この試合で、日本代表MF鎌田大地が逆転弾を決め、リーグ２連勝に貢献している。

　３月９日に開催されたヨーロッパリーグ（EL）ラウンド・オブ16第１レグのベティス戦でもゴールを決めた鎌田の活躍に、ドイツのテレビ局『Sport1』は「ミスターELが、リーグ戦でも躍動し、本拠地での勝利を導いた」と称えた。
【動画】鎌田大地がリーグ戦３点目！ 浅野先発のボーフムを相手に決めた逆転弾をチェック

　また、現地紙『Frankfuter randshau』は、鎌田と、前半に浅野との１対１を防いだ守護神ケビン・トラップに最高評価を与えて称賛。前者については、「最初のチャンスを逃したのは残念。早い段階でゴールを決めていればチームはもっと楽になったかもしれない。だが、努力家で、よくボールを保持し、後半はヒートアップした。当然のことのように彼は勝利のゴールを決めた。カマダの調子は明らかに上向いている」と寸評を添えている。

　鎌田は、リーグ戦ではこれが３点目で、公式戦では７ゴール・２アシスト。昨シーズンほどのハイペースではないが、着実に調子を上げている。

　17日にはホームでのELベティス戦、20日にはリーグ４位につけているRBライプツィヒとの対戦が控えている。指揮官のオリバー・グラスナーが「攻撃のタクトを振る存在」と信頼を寄せるアタッカーは、さらなるゴールラッシュでチームを勝利に導くことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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