「素早く足を振ることだけを意識」巧みな反転ショットで今季6点目のSTVV林大地。ELプレーオフ進出に向け「目の前の試合を全力で戦う」

2022年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝ったことがすべて」

ヘンク戦で決勝点をマークした林。これで今季通算6点目に。(C)STVV

 勝利をもたらすゴールとなった。

 現地時間3月13日に行なわれたベルギー・リーグ第31節で、シント=トロイデン(STVV)はヘンクと対戦し、林大地の1ゴールを守り切り、1-0で競り勝った。ライバルとのリンブルフダービーでは2019年11月以来の勝利となった。

 日本人選手で先発したのは、ヘンクの伊東純也、STVVの林、原大智、橋岡大樹、シュミット・ダニエルの5人。STVVの香川真司は軽傷でベンチ外となった。

 決勝点が生まれたのは29分。橋岡のクロスからゴール前に走り込んだラバレーがシュート。これは相手DFにブロックされるも、こぼれ球に反応した林がシャープな反転から右足を振り抜き、ゴールにねじ込んだ。
【関連動画】STVV林大地がヘンク戦で決勝点!「素早く足を振ることだけを意識した」
 1点リードで迎えた後半は攻め込まれる時間帯が長くなったが、GKシュミットを中心に相手の強力攻撃陣をシャットアウト。貴重な勝点3を手にした。

「勝ったことがすべて」と話す林は、自身のゴールシーンについて「うまいことボールに合わせて、素早く足を振ることだけを意識しました」と振り返る。

 今季ここまで22試合に出場し、ヘンク戦でのゴールで通算6点目。欧州移籍1年目で着実に結果を残している。

 無敗記録を6に伸ばしたSTVVは10位。レギュラーシーズンは残り3試合。ELプレーオフ圏内の8位ヘンクに勝点3差と迫っている。

 次節は3月20日にホームでベールスホットと相まみえる。林は「プレーオフの話をされることが多いですけど、最終的にどういう結果になっているかは、1試合1試合戦わないと分からない。とりあえず目の前の試合を全力で戦いたい」と気合いを入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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