「これは地球で起きている出来事だ」ウクライナ1部デスナ、スタジアムがロシア軍の空爆で破壊と発表。ファンは心痛「僕らのホームが…」

2022年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「言葉を失う」「一緒に建て直し、掃除をする」

スタジアムが破壊されたことが発表されたウクライナ1部のデスナ。 (C)Getty Images

 ウクライナ1部デスナは現地時間3月12日、ホームスタジアムがロシア軍の空爆で破壊されたと報告した。

 ウクライナ・リーグはロシアの軍事的侵攻を受けて休止中。SNSでの発表によれば、幸いクラブ内に犠牲者は出なかったという。しかし数発のミサイルがスタジアムを直撃し、スタンドやピッチ、すべての設備が破壊されたと、痛ましい写真とともに報告している。

 欧州メディア『RTI』によれば、同クラブは過去に同じくロシア軍の爆撃によって、スタジアムのスタンドの一部が破損したという経験があるという。
【画像】自然に囲まれたスアジアムが一瞬にして粉々に…生々しいミサイル跡も残る、言葉を失う痛ましい光景
 クラブは「これが3度目! ロシア軍は私たちのクラブのスタジアムに対して発砲した。写真はその夜の空爆の結果だ。我々はこれらすべてを再構築するだろう。私たちは強くなるだけだ。"友好的な隣人"たちとともに。これは私たちの地球で起きている出来事だ」と綴っている。

 この投稿には、国内外のファンから、「僕らのホームが…お気に入りの場所が…」「胸が張り裂けそうだ」「悲しい」「許せないという気持ちでいっぱい」「これからこのスタジアムで1万試合を行なうために、10万回、アンセムを一緒に歌うよ。そのために一緒に再建し、掃除し、整頓する」といったメッセージが寄せられた。

 ウクライナのファンが、平和にフットボールを楽しめる日が一刻も早く訪れることを願ってやまない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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