マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が現地時間３月11日、プレミアリーグ第29節トッテナム戦の前日会見に出席。渦中のクリスチアーノ・ロナウドに言及した。英衛星放送『Sky Sports』が伝えている。

　37歳のポルトガル代表FWは、活躍が期待された前節のマンチェスター・シティとのダービー（●１―４）でメンバー外に。ラングニック監督は故障を理由に挙げたが、英紙『The Sun』は「彼はシティ戦でベンチスタートになることを聞いて激怒した。その場では怪我の影響とされていたようだが、実際はポルトガルに帰国した可能性が高い」と報じていた。

　今夏の退団希望の情報まで流れるなか、「彼がマンチェスターやこのクラブで幸せかどうかは聞いていないから分からない」と語ったラングニック監督は、現状については「昨日からトレーニングを再開していて、今日も参加する予定だ。よくトレーニングしていたので、明日は起用できると思う」とコメント。上位対決となるトッテナム戦での復帰を示唆した。
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　そのうえで母国へ帰ったというニュースには、「この６、７日間で起こったことを振り返っても意味がない。私にとっては、今日と明日のことが重要なんだ」と明言しなかった。

　そのシティ戦で大敗したユナイテッドは、３試合消化の少ないアーセナルにかわされ、チャンピオンズ・リーグ出場圏外の５位に転落した。厳しい状況にあるなか、これまで幾度となく逆境を跳ね除けてきた大エースはチームを救えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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