パリ・サンジェルマンのイタリア代表GK、ジャンルイジ・ドンナルンマが痛恨のミスを振り返った。

　現地時間３月９日に開催されたチャンピオンズ・リーグの決勝トーナメント１回戦・第２レグで、パリSGはレアル・マドリーと敵地で対戦した。

　第１レグを１―０で制したフランスの雄は、39分にキリアン・エムバペのゴールでリードを広げるも、61分にハイプレスに遭ったドンナルンマのパスミスからカリム・ベンゼマに押し込まれ、流れが一変。勢いづいた相手エースに76分と78分にも得点を許し、２戦合計２―３で逆転負けを喫した。
【動画】一気にマドリーへと流れが傾いた、GKドンナルンマの痛恨ミス

　敗因のひとつとなったミスに、母国イタリアのメディアから「大失敗、運命を変える凡ミス」「足でパリSGを裏切った」などと厳しい意見を寄せられるなか、ドンナルンマは11日にマドリー戦以来、初めてSNSを更新。「チャンピオンズ・リーグの敗退は痛手だった」と、イタリア語とフランス語で率直な想いを綴っている。
 

「この２日間は決して楽なものではなかったが、このような困難な時だからこそ、より強くなれる。今、僕らが考えなければならないのは、リーグ優勝すること、そしてこのシャツ、このクラブ、ファンのためにこれまで通り全てを捧げることだ。今、一緒に再出発しよう！さあ行くぞパリ」

　大一番で味わった悔しさを胸に、23歳の守護神が残りのシーズンに臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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