アーセナルのミケル・アルテタ監督が、戦線離脱中の冨安健洋について語った。英紙『Daily Mail』が３月12日付けで伝えている。

　昨夏に加入以来、不動の右SBとして活躍していた冨安は、昨年12月に右足のふくらはぎを負傷。一度は復帰するも、今度は左足のふくらはぎの故障が判明し、直近５試合を欠場している。

　以前には23歳の日本代表DFをぶっつけ本番で起用したアルテタ監督は、今回ばかりは早期復帰させることに慎重になっているようだ。

「彼はふくらはぎを痛めたが、その後、本当に早く回復した。でも早すぎたかもしれない。ある日、我々とのトレーニングに戻った時に再び怪我をした。本当に重要な存在だっただけに残念だ。彼は多くの時間プレーし、質の高いプレーをし、チームに良い貢献をしてくれていたが、あいにく今は起用できない」
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　注目の復帰時期については、「分からない」と答えている。

「一定期間、コンスタントにトレーニングする必要がある。そうすれば、同じ筋肉を再び怪我するリスクを最小限に抑えることができるからだ」

　３試合消化が少ないにもかかわらず、５位のマンチェスター・ユナイテッドに１ポイント差をつけ、チャンピオンズ・リーグ出場圏内の４位に食い込んでいるアーセナル。勝負の終盤戦に向け、冨安の完全復活が待たれるが、それはもう少し先になりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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