「ミナミノを獲るべきだ」南野拓実の獲得再挑戦をリーズ地元メディアが進言!「クラブを次のレベルに引き上げてくれる」

2022年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「リバプールでの現在の序列に満足できないのは確かだ」

南野は今冬もリーズ移籍が取りざたされた。(C)Getty Images

 リバプールでの努力は、世界最高峰のクラブにおける地位向上につながるのか。それとも、新天地に向かう道となるのか。

 南野拓実は冬のマーケットでリーズからの関心が取りざたされた。移籍は実現しなかったが、来夏のマーケットで再び注目を集めることになりそうだ。マルセロ・ビエルサ前監督を解任したリーズが後任に選んだのが、レッドブル・ザルツブルクで南野を指導したジェシー・マーシュだからだ。

 リーグカップで準決勝までに4得点を挙げ、FAカップでも2戦で3ゴールをマーク。プレミアリーグでは10試合出場の2得点と、南野は限られた機会を生かしてネットを揺らしている。だが、チェルシーとのリーグカップ決勝でも出番がなかったように、序列を変えるには至っていない。

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 リーズの地元メディアの『MOT LEED NEWS』は3月8日、「リーズはミナミノ獲得に再び動くべき」と題した記事で、マーシュ率いる新体制に日本代表アタッカーの獲得を勧めている。

 同メディアは「リバプールでの現在の序列に満足できないのは確かだ」と、現状は南野にとって芳しくないと伝えた。

「彼はディオゴ・ジョッタとルイス・ディアスがともに自分より後から加入し、すぐに活躍するのを見る一方で、自分はベンチに座っており、意味のない試合で時折出場するだけだ。モハメド・サラーとサディオ・マネがアフリカ・ネーションズカップでいなかったときですら、彼は構想から大きく外れた」

 そのうえで、MOTは「オーストリアではマーシュの下、自分のベストに近いサッカーをしていた。元監督から声がかかれば、選手として野心を持っているならば、彼は来ると想像できる」と続けた。

「リーズは選手層を必要としている。ミナミノはそれをもたらすことができるだけでなく、チャンピオンズ・リーグ級の経験とクオリティでクラブを次のレベルに引き上げる助けとなれる。レッズのベンチを温め続けることから永久に抜け出す道を、リーズはマエストロに提供できる」

 リーズ移籍と恩師との再会は、南野にとって最善の選択肢となり得るのだろうか。

 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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