リバプール、ラウタロのゴラッソで敗れるも…2戦合計2―1で8強入り!インテルは先制直後の退場が響く【CL】

2022年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野拓実は出番なし

先制直後、サンチェス(左端の7番)が痛恨の一発退場となり、インテルの選手たちは抗議に出る。(C)Getty Images

 現地時間3月8日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦・第2レグで、南野拓実が所属するリバプールとインテルが、前者の本拠地アンフィールドで対戦。南野はベンチスタートとなった。

 立ち上がりから五分五分の展開のなか、第1レグを2―0で制したリバプールは16分、アレクサンダー=アーノルドのCKにファン・ダイクがヘッドで合わせるも、GKハンダノビッチに難なくキャッチされる。

 25分には体調不良の観客が出たために、試合が一時中断。およそ3分後に再開されると、直後にホームチームは左サイドでFKを獲得。アレクサンダー=アーノルドの鋭いクロスからマティプがヘディングシュートを放つが、クロスバーを叩く。

 逆に41分にはインテルに右サイドでFKを与え、ピンチとなるも、チャルハノールの手前でバウンドするシュートは守護神アリソンが弾き出し、難を逃れる。
 
 スコアレスで折り返したリバプールは、52分に決定機が到来。チアゴのパスからジョッタが抜け出すと、飛び出したハンダノビッチに阻まれるも、こぼれたところにサラーが反応し、シュート。しかし、これは右ポストに嫌われる。

 迎えた62分、インテルに先制を許す。ショートカウンターからラウタロにペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートで叩き込まれた。4日のサレルニターナ戦(セリエA第28節)でハットトリックを達成していたアルゼンチン代表FWは、待望の今大会初ゴールとなった。

 だが、そのわずか1分後だった。インテルのFWサンチェスが、この日2枚目のイエローカードで退場となる。

 その後は数的優位となったイングランドの雄が、ゲームを冷静にコントロール。ビッグチャンスも作りながら、ゴールは奪えなかったものの、0―1で逃げ切りに成功した。この結果、2戦合計2―1でベスト8に駒を進め、すでに戴冠を果たしたリーグカップと、プレミアリーグ、FAカップを合わせ、4冠達成へ一歩前進した。

 なお、リバプールは交代枠をケイタ、ヘンダーソン、ディアスの3人しか使わず、南野に出番は訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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