「仲間でいたいだけ」ファーディナンドが古巣マンUの“傷のなめ合い”に苦言!「勝つためには『お前はゴミだ』と…」

2022年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当はお互いを好きではないけど、何も言わない」

古巣に対して、厳しい言葉を並べたファーディナンド。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドOBのリオ・ファーディナンドが、古巣に怒り心頭だ。

 現地時間3月6日に開催されたプレミアリーグ第28節で、4位のマンチェスター・ユナイテッドは、マンチェスター・シティと敵地で対戦。宿敵を撃破し、終盤戦に向け弾みをつけたいところだったが、前半にケビン・デ・ブルイネ、後半にリャド・マハレズに2発ずつ叩き込まれ、1―4の完敗に終わった。

 英紙『Daily Mail』によれば、ファーディナンドは自身のYouTubeチャンネル『Vibe With Five』で、この試合について言及。「外から見ていると、みんな仲間でいたいだけのように感じる」と、傷のなめ合いに苦言を呈した。

「誰も誰かの鼻をへし折るようなことをしたがらない。都会で事務職をしているようなものだ。みんな優しくて、本当はお互いを好きではないけど、何も言わない。勝つためには『お前はゴミだ、自分を直せ』と人を引っ張ることが必要だ。まあそんなに積極的でなくても、簡単な会話でいいんだ」
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 さらに43歳の元イングランド代表DFは、覇気の無さも指摘。「反応がない。ボディーランゲージは最悪で、うつむいて歩いていて、まるで世界中が敵みたいに、不幸そうだ」と、続けている。

「ユナイテッドのためにプレーしているんだぞ、ダービーで、あのスタジアムのファンたちがどれだけのものを与えてくれているか分かっているのか。それなのに『日曜日にはこれよりいいことがあるんだ』と歩き回っている。特定の連中からは、そういう雰囲気を感じるね。フレッジは簡単に逃げ出すし、システムが全く彼に合っていない。

 あまりにも多くの監督が来ては去っていくのを見てきたが、監督の問題ではない。毎日一生懸命働く気がないのなら、クラブから出ていけ」 

 厳しい言葉を並べたファーディナンド。レジェンドOBから見ても、それだけ事態は深刻なようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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