「ロシアの侵略で38人の子供が亡くなった」スタッフが犠牲になったウクライナの強豪シャフタール、過酷な現状を訴える「この数は…」

2022年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「71人の子供が負傷した」

先日はクラブスタッフが死亡したことを発表したシャフタール。(C)Getty Images

 ウクライナの強豪シャフタール・ドネツクが3月6日、公式インスタグラムを更新。自国の過酷な現状を訴えた。

 ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続くなか、先日、シャフタールにも悲劇が起きた。3日、クラブは「ユースのトレーナーのひとりがロシアの砲弾の破片で死亡した」と公式ホームページで発表。セルゲイ・パルキンCEOが怒りの声明を出した。
 
 その後もSNSをなどを利用し、ウクライナの現状を伝えているシャフタールは、6日にインスタグラムで次のように綴った。

「ロシア占領軍の侵略が始まって以来、ウクライナ議院の人権委員会によると、38人の子供が死亡し、71人の子供が負傷した。マリウポリ、イルピン、ビラツェルクバの死傷者の正確な数は情報を確認中のため、この数は最終的なものではない」

 サッカークラブであるシャフタールが、自国ですでに大勢の幼い命が奪われていることを、切実に訴えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】シャフタール公式が公開したウクライナの惨状

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