「才能を失っていないことを示した」香川真司に現地メディアが高評価! 後半から出場し「違いを作った」と称賛

2022年03月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「香川の投入でSTVVは攻撃的にシフトした」

後半から出場した香川。終盤には惜しいミドルシュートも披露した。(C)STVV

 現地時間3月4日に行なわれたベルギー・リーグ第30節で、シント=トロイデン(STVV)はホームにメヘレンを迎えた。32分に先制され、追いかける立場での時間帯が続いたが、61分に原大智の今シーズン3アシスト目となるお膳立てから、ジョアン・クラウスのヘディングシュートで追いついた。試合は1-1のドローに終わっている。

 この試合で、香川真司は後半から出場。加入後最長となる45分間プレーし、攻め手を欠いていたチームを変えた。背番号10が繰り出すボールで前線が活気づき、中盤での守備でも身体を張ったプレーで流れを引き寄せた。

  現地メディア『Walfoot』は「ベルント・ホラーバッハ監督は、停滞した前半を終え、ハーフタイムに何をしなければならないかを明確にした。それがカガワの投入で攻撃的にシフトすることだった」と綴っている。
【動画】香川真司は後半から出場し、惜しいミドルも! 日本人選手4人がプレーしたメヘレン戦のハイライトをチェック
「STVVはより攻撃的な姿勢を見せ、メヘレンはそれに対応することができず、全く異なるゲームイメージになったに違いない。STVVの攻勢が実を結んだのは、ちょうど60分を過ぎた頃だった。スペースもあった。原が右サイドからうまく持ち込み、クラウスがファーから1点をもぎ取った。

 これで試合の流れは明らかに変わった。香川はその才能を全く失っていないことを示し、ボール奪取、そしてボールを散らしてゲームを作るという攻守両面で活躍した」

 また、『sporza』は「香川の貢献により、STVVの中盤の力が増した。前半と後半で"違い"を作った」と日本人MFの存在がチームを変えたと評し、その存在感が大きかったと指摘している。

 後半に1点を奪ってドローに持ち込んだSTVVは、これでリーグ戦5試合負けなし。次節は、伊東純也を擁するヘンクとアウェーで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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