J１リーグは３月５日、サンガスタジアム by KYOCERAにて第３節の京都サンガF.C.対ジュビロ磐田を開催。４-１で後者が勝利を収めた。

　京都は、浦和レッズから期限付き移籍中の荻原拓也が今季リーグ初先発。磐田は、大津祐樹が今シーズン初めてリーグ戦でスタメンに。遠藤保仁、杉本健勇は３試合連続で先発に名を連ねた。

　昇格組同士の一戦は、立ち上がりから球際で激しい攻防が展開される。磐田は７分、縦に速い攻撃からペナルティエリア右で鈴木雄斗がシュートを放つも、GK上福元直人にセーブされる。

　その後もアウェーチームが、テンポ良くパスを繋いでビルドアップ。相手を押し込むと35分、松本昌也からのリターンパスをペナルティエリア手前左で受けた大津が、思い切りよく右足を振り抜く。わずかにカーブのかかった強烈なシュートは、ゴール右隅のネットに突き刺さり、先制に成功する。

　ビハインドを負った京都は45分、杉本を倒して決定機を阻止した上福元が一発レッドで退場に。好プレーを連発していた守護神を欠いた状態で前半を折り返す。
 

　後半、磐田は数的優位を活かして攻勢を強めると、62分にペナルティエリア右からの大津の折り返しに、ゴール前で反応した鈴木がしっかりと押し込み、追加点を奪う。

　その５分後にカウンターからピーター・ウタカに決められ１点を返されるも、68分に鈴木、さらに90分には途中出場のジャーメイン良がネットを揺らし、３点差とした磐田が今シーズン初勝利。京都は数的不利が響き、今季初黒星を喫している。

　次戦の４節は12日、京都はアウェーで湘南ベルマーレと、磐田はホームでガンバ大阪と対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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