「すね当てを蹴られて、おまえ動くなよと…」大久保嘉人がスペイン時代に“ビビった”名DFは?「削り方も半端ないし、顔も怖くて」

2022年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最初に言われたんで、ボールを受ける時に…」

マジョルカ時代のエピソードを明かした大久保氏。(C)Getty Images

 昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表FWの大久保嘉人氏が、DAZNで3日(日本時間)に配信されたラ・リーガ第21節のマジョルカ対レアル・ソシエダ戦の解説を担当。試合中に、マジョルカ時代のエピソードについて語った。

 セレッソ大阪からマジョルカへレンタル移籍した大久保氏は、2005年1月のデポルティボとのデビュー戦で1ゴール・1アシストをマークするなど、1年目に「奇跡の残留」に貢献。在籍1年半で、39試合に出場し、5ゴールを挙げた。

 そのスペイン時代に、負けん気が強いことで知られる大久保氏が、「ビビったDF」がいたという。当時バレンシアに在籍していた元アルゼンチン代表CBロベルト・アジャラだ。
 
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「試合が始まって、センターバックのほうに行ったら、すね当てのところをバーンと蹴られて、『おまえ動くなよ』と言われた」と驚きの事実を明かした39歳は、こう続けている。

「最初に言われたんで、ボールを受ける時に怖かった。削られるかもしれない、と。削り方も半端ないからちょっと怖くて」

 ただ、「顔も怖かった」という名手の洗礼は、その後のキャリアに活かされたようだ。

「その時点で自分の負けなんだな、と勉強になった。そういうのはディフェンダーには大事だし、フォワードもできるんじゃないかと」

 大久保氏のボールのないところでの駆け引きの巧さは、こうした経験によって、培われたのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「顔も怖かった」大久保嘉人さえもビビったアジャラ

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