「戦争が始まった以上、さらに人が死ぬ」本田圭佑がウクライナ危機に持論「ロシアの侵攻をとめるには100万人規模のデモを起こすことやと思う」

2022年03月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕の戦争前の意見も特に変わっていない」

本田がウクライナ危機に持論。「欧米がこの戦争を止めれるとは思えない」と考えを述べた。(C)Getty Images

 ロシアのウクライナ侵攻問題にたびたび言及している本田圭佑に、少なからず批判の声が届いていたのか。

 3月3日にツイッターを更新。「怒りの矛先を僕に向けても構わないけど」と切り出し、「それでこの戦争が終わるわけではない。僕の戦争前の意見も特に変わっていない」と自身の姿勢を示す。「でも戦争が始まってしまった以上、さらに人が死ぬ」と現状を憂い、「そんなロシアの侵攻をとめるには、ロシアの有名人たちが立ち上がって100万人規模のデモを起こすことやと思う。恐いことやけど」と綴った。

 さらに「もう武器の支援ばかりしてる欧米(NATO)がこの戦争を止めれるとは思えない」とし、「ロシア国民が立ち上がってプーチン大統領の考えが変わるか、ウクライナ大統領が譲歩して一時停戦をめざすか」と考えを述べ、「譲歩の内容は分からない。それは誰にも分からない。ロシアとの交渉から探っていくしかない」と続ける。
 
「ロシアが撤退したらそれで戦争が終わる。それができずに侵攻され続けてるから、どうしたらロシアがとりあえずでも一旦退くかの現実的な案を出し続けてます」

 ロシアの軍事侵攻が開始されてから、1週間が経過した。ウクライナでは2000人以上の民間人が死亡したとされ、避難民は100万人に達したという。今後の戦況の推移や停戦協議の行方に世界中が注視している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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