【ルヴァン杯】C大阪、広島、湘南が2連勝でグループ首位!1週間の活動停止を強いられたFC東京は黒星スタート

2022年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

17歳の北野がプロ初ゴール!

C大阪は鹿島を相手に敵地で勝利を収め、2連勝と好スタートを切った。写真:徳原隆元

 ルヴァンカップは3月2日、各地でグループステージ2節の8試合が行なわれ、C大阪、広島、湘南が2連勝を飾った。
 
 AグループではC大阪が敵地で鹿島と対戦。開始12分に、17歳の北野颯太が素早いターンから右足で鋭いシュートを突き刺し先制。この北野のプロ初ゴールが決勝点となり、C大阪が2連勝を収めた。大分対G大阪は打ち合いの末に2-2のドロー決着。大分は長沢駿が2ゴール、G大阪は奥野耕平とパトリックが得点をマークした。2連勝のC大阪が首位に立ち、大分、G大阪が勝点1、鹿島が最下位となっている。

 Bグループは広島が名古屋を相手に2-0の快勝。44分に大卒ルーキー満田誠のゴールで先制すると、終盤の87分にもジュニオール・サントスが追加点を挙げ、名古屋を振り切った。清水対徳島は1-1の引き分け。23分に徳島はノルウェー代表歴のあるムシャガ・バケンガのゴールで先制したが、70分に神谷優太の同点弾で清水が追いついた。この結果、2連勝の広島が首位、清水が勝点2で2位、同1の名古屋、徳島が3位となっている。

 Cグループでは、札幌が敵地で柏に3-2の逆転勝ちを収めている。柏は19分、24分にルーキーの升掛友護が立て続けに決め、2点を先取。しかし札幌は57分に深井一希のゴールで詰め寄ると、途中出場の中島大嘉が85分、90分と連続ゴールで逆転に成功し、勝点3をもぎ取った。京都はホームで鳥栖に2-1で逃げ切り勝ち。37分に山田楓喜のプロ初ゴールで先制すると、75分にも豊川雄太が追加点をゲット。86分に大卒ルーキーの荒木駿太にプロ初得点となる追撃弾を許すも、最後は要所を締めて逃げ切った。Cグループは札幌、京都が勝点4で首位、柏と鳥栖が同1で3位となっている。

 Dグループは湘南が2連勝で首位に立った。磐田とのアウェーゲームに臨んだ湘南は、43分に池田昌生のゴールで先制すると、これを守り切り、1-0で勝利を収めた。また、複数の新型コロナ陽性者を出し、2月20日から1週間の活動停止を余儀なくされ、公式戦2試合が中止となっていたFC東京は、敵地で福岡と対戦。22分に福岡の田中達也に先制点を許すと、反撃も空しく0-1で敗れた。この結果、首位の湘南に続き、福岡が勝点3で2位につけ、初戦黒星となったFC東京と磐田が3位で並ぶ展開となっている。

 ルヴァンカップのグループステージ2節の結果は以下の通り。

ルヴァンカップ2節(3月2日)
Aグループ

鹿島0-1C大阪
大分2-2G大阪

Bグループ
広島2-0名古屋
清水1-1徳島

Cグループ
柏2-3札幌
京都2-1鳥栖

Dグループ
磐田0-1湘南
福岡1-0FC東京

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】17歳の北野颯太が鹿島を相手にプロ初ゴール!

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