「今が引き際かなと」昨季限りで甲府退団の高崎寛之が14年間のプロ生活に幕。「次の目標は松本のスポンサーになる事」

2022年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「J3ホーム開幕戦ではキッチンカーでアルウィンに参戦いたします」

昨季限りで甲府を退団していた高崎が、SNSで現役引退を発表した。※写真は2019年の松本在籍時。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

  昨シーズン限りでヴァンフォーレ甲府を退団していた高崎寛之が3月1日の夜、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。

 現在35歳の高崎は、2008年に駒澤大から浦和レッズに加入し、プロキャリアをスタート。水戸ホーリーホックや徳島ヴォルティス、鹿島アントラーズなど複数のクラブを渡り歩き、2016年から在籍した松本山雅FCではすぐさまレギュラーに定着。2017年には自己最多タイとなる19得点を記録し、翌年にはJ2優勝を経験した。

 その後、海外初挑戦となったサイゴンFC(ベトナム)でのプレーを経て、2021年10月に甲府に加入。しかしリーグ戦3試合の出場で無得点に留まり、シーズン終了後、契約満了により退団していた。

 高崎は自身のインスタグラムで、引退を決断した理由や、これまでお世話になった人への感謝を綴っている。
 
「3月1日でサッカー選手を引退することにしました。需要がない今が引き際なのかなと。14年間たくさんのファンサポーターの皆さんに支えられ楽しいサッカー人生を送ることができました。両親や家族、恩師の皆様、これまでの仲間たち、room9sのみんな本当にありがとうございました。コロナが落ち着き次第挨拶に回りたいと思いますので、その時は何卒よろしくお願いします」

 また2016年から2019年まで在籍した松本が本拠地とする長野県松本市と塩尻市でカフェ経営を行ない、それに伴い農業の勉強をしていることを告白。そのうえで、「今年のJ3ホーム開幕戦ではキッチンカーでアルウィンに参戦いたします。選手を引退した今やる事は周りから盛り上げる事。次の僕の目標は松本山雅FCのスポンサーになる事です」と目標を口にした。

 最後には、「苦労もたくさんあると思います。それでも今まで通り常に前向きにひたむきに高崎らしく頑張ります!」と意気込み。すでに新たな目標へ向け、歩みを進める高崎の今後に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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