「磐田で最高に愛される選手になって」ジュビロ金子翔太が心境を激白!古巣・清水への感謝のツイートが大反響「これからも熱いダービーをしましょう」

2022年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

26日の静岡ダービーで2020年まで所属した古巣へ挨拶。大きなエールに包まれる

清水側スタンドへ挨拶へ向かう金子。古巣サポーターは大声援で迎えた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 静岡のライバル関係にあるチームへ移籍し、初めてのダービーに臨んだ金子翔太が自身の心境をツイッターで告白し、大きな反響を集めている。

 J1リーグは2月26日・27日に2節の8試合を開催し、エコパスタジアムではジュビロ磐田対清水エスパルスのJ1では3年ぶりの「静岡ダービー」が行なわれた。2-1で清水に軍配が上がった今回の対戦だが、試合後には心温まる光景が見られた。

 2020年シーズンのオフに清水を退団し、昨季同じ静岡県内の宿敵である磐田に移籍した金子は試合後、古巣サポーターたちが陣取るスタンドに挨拶へ。すると緊張した面持ちで深々と頭を下げた金子に対し、清水サポーターは声援を送ることが憚られる中、大きな拍手で熱いエールを送ったのだ。
 
 28日、金子はこのシーンを収めた清水公式ツイッターの投稿を引用し、次のようにつづっている。
「僕がご挨拶に行くことで、さまざまなリアクションがあることは当然理解していました。 双方のクラブ間でも、行かない方が良いのでは?という意見もありましたし、色々な葛藤もありました。 今回直接ご挨拶できて、皆さんからのエールも受け取れて、本当に良かったと思っています。感謝しています」

 この投稿が大反響を呼び、半日で160件以上のコメントが寄せられている。清水サポーターからは、「挨拶に来てくれて嬉しかったよ」「磐田で最高に愛される選手になってください!」「意気込みもプレーも挨拶も全て素晴らしかった」「これからも熱いダービーをしましょう」「朝から泣きそうです。。。」「あなたがエスパルスのことを心から愛してくれてることは清水サポーターは十分に分かっています」といったメッセージが寄せられた。

 また、なかには金子の挨拶を拒絶するサポーターもあったようだが、「おいでと呼ぶサポーター、来るなと拒絶するサポーターが混じる中、意を決して挨拶にきていただいたこと、とても感謝しています」という声や「様々なリアクションがあるという事はそれだけ金子選手を気にかけているサポがたくさんいるという事かと思います」「好きの反対は無関心。 あの日あの場所にいた清水サポーターは1人残らずあなたに反応した。 みんなその勇姿を知っているし愛している」という声も寄せられた。

 物議を醸した移籍とはなったが、多くのサポーターが金子の誠実な人柄と選手としての魅力に熱いエールを送っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】静岡ダービー後に古巣へ挨拶する磐田の金子翔太。清水サポーターの反応は…

次ページ【動画】静岡ダービー後に古巣へ挨拶する磐田の金子翔太。清水サポーターの反応は…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事