チェルシーのロシア人オーナーが和平交渉の“調停役”に指名と現地報道。ウクライナ側が要請「助けようと努力をしている」

2022年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

スポークスマンがコメント

2日前に経営権を譲渡する発表をしたアブラモビッチ氏。(C)Getty Images

 チェルシーのロシア人オーナー、ロマン・アブラモビッチ氏が、母国ロシアとウクライナの和平交渉役となるよう要請を受けたようだ。

 2月28日、ロシアの億万長者であるアブラモビッチ氏のスポークスマンが、「ウクライナの当局者から連絡を受け、それ以来ずっと助けようと努力をしている」とコメントした。英公共放送『BBC』などが伝えている。
 
 2003年にチェルシーを買収したアブラモビッチ氏は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との繋がりが強いとされ、母国のウクライナ侵攻を受けて、英国内での経済活動を禁じられたり、資産を差し押さえられたりするなどの制裁が科される可能性が報じられている。

 そうした状況を受けて、26日には経営権をチェルシーの慈善財団の評議員に譲渡する声明を発表していた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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