「感情が抑えられなかった」元マンU戦士を父に持つ女性キャスターがウクライナの国旗カラーで登場。放送中に感極まり…

2022年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

元スコットランド代表DFを父親に持つ

ウクライナ国民への想いを明かしたヘイリーさん。(C)Getty Images

 英衛星放送『Sky Sports』で活躍する女性キャスター、ヘイリー・マックイーンさんは、マンチェスター・ユナイテッドやリーズに在籍した元スコットランド代表DFゴードン・マックイーン氏を父に持ち、スコットランド・リーグやプレミアリーグを担当するジャーナリストとして活躍している。

 そんなヘイリーさんは、土曜日に司会として出演した生番組で、青いトップスと黄色いスカートというウクライナの国旗に使用されている色を身に着けたファッションで登場。いつも通りニュースを伝えていたが、マンチェスター・シティに所属するジョン・ストーンズの事前インタビューをプレゼンする際、言葉に詰まってしまう場面がみられたという。英紙『The Sun』が伝えている。
【画像】青と黄色でウクライナへの「連帯」をアピールしたヘイリーさんの姿をチェック
 
「10年以上のSkyでのキャリアを誇る42歳の彼女は、リポートする途中で突然泣き始めたように見えた。声がとぎれとぎれとなり、話し続けることに苦労しているようだった。映像が終わり、CMを挟んだ後にデスクに戻った彼女は平静のように見えた。

 彼女の感情の起伏は番組を見ていたファンにも波紋を広げ、『体調が悪いように見えた。泣いているかのようだった』『間違いなく泣いていた』といった心配の声が上がったが、『ヘイリー、あなたの服装からは気品と勇気が感じられた。あなたが大丈夫であることを祈っています』『素敵な服装だと思う。あなたの勇気に称賛を』という声も寄せられた」

 こうした反響を知ってか、ヘイリーさんは自身のSNSでファンに向けてメッセージを送り、涙の理由を明かしている。

「私は、長年にわたって『Sky Sports』で多くの悲劇的なストーリーを取り上げてもプロであり続け、感情を抑えてきたと自負している。けれど、昨日はなぜか本当に胸が締め付けられた。マスコミが取り上げたので皆さんに伝える必要があると思ったので説明を。母親になってから、私は世界について違った考え方をするようになり、より敏感になった。ロシアのウクライナ侵攻に対してスポーツがどう反応しているかというレポートがあり、同僚がキエフからレポートしている姿をみたところだった」

 そして、ウクライナの人々が国を脱出し、子どもに別れを告げる父親たちの姿、その幼い子供が自身の娘に重なったと綴っている。

「ジャーナリストとして公平でなければならないことは分かっているけれど、ウクライナ人やウクライナの友人や仕事仲間に、この暗い時も連帯しているということを知ってもらいたくて、あの色の服を選びました。心配してくれてありがとう。私の心は今、ウクライナの人々と共にあります」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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