「あれだけゴール前でミスをしたら勝てない」絶好機逸&同僚に激怒のC・ロナウドに現地紙が辛辣評価「これが今のユナイテッドだ」

2022年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

降格圏に落ちているチームを相手に勝てず

思わず試合中に天を仰ぐC・ロナウド。(C)Getty Images

 現地時間2月26日に行なわれたプレミアリーグ第27節で、マンチェスター・ユナイテッドはホームでワトフォードと対戦し、スコアレスドローに終わった。

 降格圏に沈む相手に対して、トップ4争いの渦中にあるユナイテッドにとっては勝利が求められる一戦。しかし、22本ものシュートを放つも最後まで相手の堅守を崩せなかった。

 試合後、攻撃陣には厳しい評価が下されている。特に、シュートをゴールポストに当てたほか、ゴール前で苛立ちを隠せていなかったクリスチアーノ・ロナウドには批判の声が上がっている。

 英紙『Daily Mail』は、「ユナイテッドは貧弱なチャンスしか創出することができず、みじめだった」と辛辣で、「37歳のストライカーは同僚のブルーノ・フェルナンデスが彼を無視してゴール前に突進したことに激怒した」と綴っている。
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「11分過ぎ、ロナウドはスコアレスの状況を打開しようとゴール前に突進した。だが、フェルナンデスが彼にパスを出さずにシュートを放ったため、両手を広げて空を仰ぎ、怒りに顔を染めた。オフサイドのためにゴールを取り消される場面もあった。フラストレーションが溜まる試合となったことだろう。だが、もしロナウドがパスを受けてシュートを放っても、決められたという保証がないのが、今のユナイテッドだ」

 試合後、ラルフ・ラングニック監督は「チームが十分なチャンスを作れるようにするのが我々の仕事。だが、あれだけチャンスがあっても、試合に勝つには十分ではないようだ。ゴール前ではもっと皆がシャープでなければ。あれだけミスをしたら、勝つのは難しい」と苦い顔を隠さずに語った。

 ちなみにロナウドがシュートをポストに当てた場面に批判が高まっていることについては、「あれが唯一のチャンスではなかった。ほかに十分なチャンスがあった。運ではなく、ゴール前でのシャープさと効率の問題」と個人の責任ではないとしている。

 だが、このスーパースターへは期待が大きいだけに、リーグ戦では年明け以降、ブライトン戦の1ゴールという結果では、批判が集中するのもやむなしか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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