横浜FCが開幕2連勝! 齋藤のミドルで長崎との接戦を制す

2022年02月27日 サッカーダイジェスト編集部

齋藤が2戦連発。ミドルシュートを突き指す

齋藤の2戦連続ゴールで横浜FCが開幕戦に続く勝利!(C)SOCCER DIGEST

[J2第2節]横浜FC 1-0 長崎/2月27日(日)/ニッパツ

 J2リーグは2月27日、各地で2節の9試合を開催。ニッパツ三ツ沢球技場では横浜FCとV・ファーレン長崎が対戦し、1-0で横浜FCが開幕2連勝を飾った。

 この日は鈴鹿ポイントゲッターズにレンタル移籍中の三浦知良が来場。試合前の挨拶で
「J1昇格に向けてみんなの力で目標を達成してください。僕もそれを願っています。頑張ってください」とエールを送った。

 開幕戦は大宮アルディージャに3-2で競り勝った横浜FCは、良い流れを継続して2連勝を狙うべく同じシステム(3ー4ー2ー1)、スタメンとなった。GKにスベンド・ブローダーセン、最終ラインは右から中村拓海、岩武克弥、中塩大貴、中盤はボランチに齋藤功佑と手塚康平、右ウイングバックにイサカ・ゼイン、左に高木友也、シャドーに長谷川竜也と小川航基、トップにフェリペ・ヴィゼウが入った。

 一方、開幕戦はホームで東京ヴェルディと勝点1を分けた長崎は、FWでのスタメン起用だった加藤大が中盤に下がり、エジガル・ジュニオを2トップの一角に起用した。4-4-2の布陣で、GKは富澤雅也、最終ラインは右から高橋峻希、村松航太、江川湧清、加藤聖、中盤は右からクリスティアーノ、加藤大、カイオ・セザール、奥田晃也、トップにエジガル・ジュニオ、都倉賢となった。
 
 立ち上がり、横浜FCはロングボールをF・ヴィゼウにあて、その落としを拾ってサイドからクロスを上げるなど厚みのある攻撃を仕掛けリズムを作る。

 対する長崎はE・ジュニオと都倉にボールを集め、序盤こそは横浜FCのゴールに迫るも、その後は起点がなかなか作れない。すると徐々に横浜FCのペースになり、26分には手塚からのクロスを小川が頭で落とし、それを拾った齋藤が左足を振り抜きミドルシュートを突き指す。

 後半は長崎がペースを握る。後半開始からMF奥田、DF高橋に代えてDF二見宏志、DF奥井諒を投入し、前線からのプレスも強めると、コーナーキックから流れてきたボールをE・ジュニオが押し込むも、これはハンドの反則。

 その後もクリスティアーノが強烈なミドルシュートを打つなど長崎がゴールに迫るが、S・ブローダーセンの好守に阻まれ、ゴールを奪えない。

 堅実な守備で長崎の猛攻をしのぎ切った横浜FCが接戦を制した。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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