現地時間２月26日、ベルギー・リーグ第29節が行なわれ、首位のユニオン・サン＝ジロワーズはホームにオイペンを迎えた。

　日本人選手の三笘薫は、約２か月ぶり、８試合ぶりに復帰。チームの得点源であるウンダフとヴァンデールが累積警告のために出場できない一戦に、左ウイングで先発した。また、前節、前々節に先発した今冬加入の町田浩樹はベンチスタートとなった。

　三笘は左ウイングで奮闘し、前半から積極的にゴール前に走り込み、ミドルシュートを狙うなど得点を狙う。しかし、好機には絡むものの、守りを固めたオイペンを相手に、決定的な場面を創出することができない。

　スコアレスで突入した後半も、ユニオンSGが押し込む展開。66分に左からのクロスにニューコープが頭で合わせるが、ヘディングシュートはネットを揺らす前にGKにキャッチされる。69分にはそのニューコープからのクロスに飛び込んだ三笘だが、合わせることはできない。

　すると、三笘は73分以降はツートップの一角にポジション変えてプレー。度々ドリブルで駆け上がる場面を作るが、フィニッシュまで持ち込めない。85分には町田も投入され、日本人２人が同自ピッチに立ったが、90分に三笘は交代した。

　ポゼッション75％と試合を支配したユニオンSGだが、試合はスコアレスドローで終了。２位クラブ・ブルージュとの差は暫定で10ポイント差としている。

　同リーグのレギュラーシーズンは残り５試合。次節は現地３月５日に開催されるコルトレイクとのアウェー戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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