圧巻のパフォーマンスだった。

　Kリーグ２節の城南FC戦で、蔚山現代の天野純が移籍後初得点を含む２ゴールの活躍で、チームの２－０の勝利に大きく貢献した。

　今季から横浜を離れ、韓国に新天地を求めた天野。開幕戦に続き、城南FC戦のピッチに立ったレフティは、０－０で迎えた47分、敵陣エリア内で相手のクリアに反応すると、左足ボレーでネットを揺らす。チームにとってもこれがシーズン初得点となった。

　さらに55分には、巧みなターンから相手のファウルを誘い、PKを奪取。この絶好機をヴァコが失敗も、81分には再び、天野が鋭い動き出しからPKを獲得する。今度は天野自身がキッカーを務め、ゴール右隅に確実に決めてみせた。
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　試合後の会見では、元Jリーガーのホン・ミョンボ監督が天野について言及。韓国メディア『Inter Football』が伝えている。

「天野が蔚山のシーズン初ゴールを決めるかどうかは、まったく予想できなかった。長所が多い選手とはいえ、外国生活への適応が必要だったからだ。こんなに早くゴールするとは知らなかった。おめでとうと言いたい。全体的に満足しているし、サッカーをよく知っている選手だと思う」

　韓国でもさっそく持てる実力を発揮した天野のさらなる奮闘に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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