「恐怖があった」「ブラジルは日本戦の前に…」川口能活が“マイアミの奇跡”の舞台裏を告白! 中学の後輩・鈴木啓太が聞き出した本音とは?

2022年02月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

川口氏が振り返るアトランタ五輪、ジョホールバルの歓喜の裏側とは?

鈴木啓太氏(右)が先輩の川口能活氏(左)にサッカーキャリアを聞き出す対談を行なった。(C) Getty Images/サッカーダイジェスト

 元日本代表で現在は実業家の顔を持つ鈴木啓太氏が2月25日、自身の公式YouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。中学時代の大先輩である元日本代表GKの川口能活氏と対談を行なっている。

 日本代表で共闘した経験もあるふたりだが、ホストの鈴木氏は東海大一中時代の大先輩を迎えるとあって、だいぶ緊張気味の様子。スタッフからは本番前に「今日は入りが早いですね」といじられ、「これから来られる方は中学の先輩だから、スーツ着てきちゃったよ」と対談に臨む心境を明かしていた。

 動画では、日本代表として世界への扉を開いてきた川口氏のサッカーキャリアを少年時代から紐解いていくが、鈴木氏が興味津々に聞いていたのがアトランタ五輪の"マイアミの奇跡"の舞台裏だ。日本が28年ぶりに出場したアトランタ五輪で、優勝候補のブラジルを1-0で破る快挙を成し遂げた日本のサッカー史に刻まれる一戦だが、川口氏は試合前の心境について「内心めっちゃビビってた」と告白。初めての世界大会で、表向きはメディアに「ワクワクしてます。楽しみです」と語っていたものの、心の内では「恐怖があった」「5点、6点獲られたらどうしよう」とビクビクしていたという。

 そして、「勝てるとは思わなかった」というブラジル戦では、「試合が経過するにつれて相手の動きが分かってきた」という。また、「ブラジルは優勝を狙っていたから、日本戦の前の1週間はフィジカルトレーニングをやっていた。ちょっとコンディションが良くなかったのは事実」と当時を振り返ると、それでも日本から得点を奪えず焦りを見せるカナリア軍団に対し、川口氏は「相手の動きがゆっくりに見えてきた。シュートが自分の懐に入って来る感覚があった」と、高い集中力を持って相手の猛攻を防ぎ切った伝説の一戦を回顧した。

 その他、動画では高校サッカー史上屈指のディフェンス力を誇り選手権優勝を飾った清水市商時代のエピソードや、日本サッカーが初めてワールドカップ予選を突破したジョホールバルの歓喜の舞台裏、さらには初出場を果たしたフランス・ワールドカップでの強烈な思い出などが語られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 動画では、日本代表として世界への扉を開いてきた川口氏のサッカーキャリアを少年時代から紐解いていくが、鈴木氏が興味津々に聞いていたのがアトランタ五輪の"マイアミの奇跡"の舞台裏だ。日本が28年ぶりに出場したアトランタ五輪で、優勝候補のブラジルを1-0で破る快挙を成し遂げた日本のサッカー史に刻まれる一戦だが、川口氏は試合前の心境について「内心めっちゃビビってた」と告白。初めての世界大会で、表向きはメディアに「ワクワクしてます。楽しみです」と語っていたものの、心の内では「恐怖があった」「5点、6点獲られたらどうしよう」とビクビクしていたという。

 そして、「勝てるとは思わなかった」というブラジル戦では、「試合が経過するにつれて相手の動きが分かってきた」という。また、「ブラジルは優勝を狙っていたから、日本戦の前の1週間はフィジカルトレーニングをやっていた。ちょっとコンディションが良くなかったのは事実」と当時を振り返ると、それでも日本から得点を奪えず焦りを見せるカナリア軍団に対し、川口氏は「相手の動きがゆっくりに見えてきた。シュートが自分の懐に入って来る感覚があった」と、高い集中力を持って相手の猛攻を防ぎ切った伝説の一戦を回顧した。

 その他、動画では高校サッカー史上屈指のディフェンス力を誇り選手権優勝を飾った清水市商時代のエピソードや、日本サッカーが初めてワールドカップ予選を突破したジョホールバルの歓喜の舞台裏、さらには初出場を果たしたフランス・ワールドカップでの強烈な思い出などが語られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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