「10年後はドイツ語でインタビューに」板倉滉がシャルケでの長期プレーを希望と告白!「このチームでトップに上がりたい」

2022年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕ひとりが決めることじゃないけれど…」

シャルケで充実した時間を過ごしている板倉。 (C)Getty Images

 プレミアリーグのマンチェスター・シティから、ドイツ2部シャルケへ、期限付き移籍で加入している日本代表DF板倉滉。現地紙『BILD』のインタビューに応じた内容が、英紙『Manchester Evening News』でも報じられている。

 板倉は「シャルケに自分のいた証を残したいと思っていて、それでいつか内田篤人さんのような役割を果たせたら幸せ」と述べ、ドイツでの生活に手ごたえを得ている様子を明かしている。

「2019年にオランダに行ったとき、僕は英語もほとんど話せなかった。今はチームメイトと会話もできて、楽しくコミュニケーションが取れている。ただ、単語が出てこないときもあるので、英語の授業は続けていて、ドイツ語も習得したいと考えている」

 そして、「シャルケで長期的にプレーできたらうれしい。10年後にはドイツ語でインタビューに応えられたら」と今後もドイツでのプレーを希望していると述べた。
 
『Manchester Evening News』によれば、板倉には買取オプション500万ポンド(約7億5000万円)が不随しており、これが行使されれば今夏にも完全移籍となるようだ。これが成立した際、今後さらなる移籍が成立した場合も、移籍金の15%がシティにまわるという契約になっているようだ。

 ただ、移籍に関して板倉は「僕ひとりで決めることではない」としたうえで、チームの目標である1部昇格に集中していると意気込んだ。

「僕は昇格しないという選択肢を考えていない。サッカー選手ならだれでもトップリーグでプレーしたいと思うし、それをシャルケで叶えたいという気持ちが今最も確かなことだ。このチームでトップに上がりたい」

 ちなみに、質問がマンCを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督に及ぶと、板倉は「正直言って話したことがない」と明かしている。

 ドイツ2部リーグは23試合を終え、首位のブレーメンから5位のシャルケまでが2ポイント差にひしめきあう混戦模様を呈している。6位のハイデンハイムも首位と4ポイント差、7位のニュルンベルクも6ポイント差と、全く先が読めない状態だ。

 守備の要として奮闘する板倉の存在は、残りの試合でも重要なものとなるだろう。シャルケは次節、26日にカールスルーエと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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