「怪物め」マンCのウクライナ代表MFがSNSでロシア大統領を猛批判!英国政府はCL決勝開催地変更を要請か

2022年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最も残酷な方法で死ぬことを望む」

母国への侵攻が開始されたことに怒りを露わにしたジンチェンコ。 (C)Getty Images

 現地時間2月24日、プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコが、母国に対する発信をインスタグラムに投稿。それを削除されたと主張している。

 ロシアは23日、親ロシア派地域の独立を承認したウクライナ東部に対して侵攻を開始。空港へのミサイル着弾や空爆など、時間が経過するごとにその実態は変化しており、現地報道によれば民間人の死者も発表され、激しさを増している。

 そんななか、ジンチェンコは自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消えてしまう投稿)にロシアのウラジミル・プーチン大統領の写真とともに、「お前がこの世で最も残酷で痛み苦しむ方法で死ぬことを望む、怪物め」と発信。だが、英紙『Daily Mail』によれば、これが一度は閲覧不可な状態となり、「インスタグラム側に削除された。不当な検閲だ」と主張しているという。現地ではこの件について、複数のメディアがSNS運営にコメントを求めているようだ。
【画像】ジンチェンコが投稿したウクライナの国旗。母国を侵攻するロシアのトップを非難
 すでに、ジンチェンコは削除された投稿をスクリーンショットし、その画像を再びストーリー投稿しており、一般ユーザーでも閲覧できる状況になっている。

 もちろん、フットボールが受ける影響は小さくない。ウクライナへの本格的な侵攻を受け、同国プレミアリーグは30日間の中断が決定。冬休み明けの金曜日に再開される予定だったが、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が戒厳令をしいたため、延期が決断された。

 加えて、5月28日にはロシアのサンクトペテルブルクでチャンピオンズ・リーグ決勝が行なわれる予定だが、英国政府は場所を変更するべきだという声明を発表。欧州サッカー連盟(UEFA)にも要求する姿勢を見せている。

 今後の動向が注目される。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】C・ロナウド、アグエロ、ベンゼマ、イブラ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!

次ページ【画像】ジンチェンコが投稿したウクライナの国旗。母国を侵攻するロシアのトップを非難

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事