「パリSGはまだ諦めていないが…」エムバペが年俸約31億円提示の契約延長オファーを改めて拒否か。スペイン紙が報じる

2022年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSGは年俸約31億円の巨額オファーを準備

去就が注目されているエムバペ。(C)Getty Images

 リーグ・アンのパリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペは、やはり今夏に新天地に向かう心づもりのようだ。

 スペイン紙『MARCA』は24日付けで、エムバペは所属するパリSGからの新しいオファーを拒絶したと伝えている。

 エムバペとパリSGの契約は今年6月末まで。その後の去就については明言されていないが、ラ・リーガのレアル・マドリーが獲得を希望しているというのが通説だ。すでに水面下では獲得の意向を本人側に伝えており、本人も兼ねてから憧れのクラブと挙げていることもあり、最有力候補とみられている。

 だが、パリSG側は年俸2500万ユーロ(約31億2500万円)という巨額のオファーを用意し、契約継続を目指しているという。

「直近の提案はあと2シーズンの契約内容だった。フランスとしてはカタール・ワールドカップが終わるまでは彼を国内に留めておきたいという事情がある。パリSGのナセル・アルケフィ会長にはカタールから指示が下っており、カタールW杯の目玉選手とするべく国家間の戦略が練られており、場外の環境にもかかわる事項となっているのだ」
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 それでもエムバペはこのオファーを拒否し、「彼はピッチ上で起きていることに集中するために孤立している」という。

「現段階までにおいて、彼は公式戦で22ゴール・16アシストという成績を収めている。彼のキャリアにおいて最も生産性の高いシーズンを過ごしている。チャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16第1レグ、レアル・マドリー戦のアディショナルタイムに決めたゴールは、そのインパクトとスペクタクルさで際立っていた。勝敗は別として、マドリディスタもその姿に満足しているだろう。パリSGは引き留めを諦めていないが、彼の今の優先事項はチームでより良い時間を過ごすことにある。それは金額に左右されるものではないようだ」

 ただ、もし、エムバペがパリSGに残留した場合はR・マドリーは「これ以上は待たない」と通達しているという報道もある。パリSGとR・マドリーの再戦は現地時間3月9日に予定されている。その後、さらに動きがありそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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