「仲間だから本音で言う」レジェンド鈴木啓太が“同志”浦和サポの声出しに苦言。「全く良くないよ」

2022年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レジェンドにこんな事言わせるなよ」

鈴木氏が自身のツイッターで、浦和サポーターへ向けて愛ある苦言を呈した。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表の鈴木啓太氏が2月23日、ツイッターを更新。現役時代、長年ともに戦った浦和サポーターへ向け、自身の想いを伝えた。

 浦和レッズは23日、ホームの埼玉スタジアム2002にてJ1リーグ第9節でヴィッセル神戸と対戦。試合は相手に先制を許したあと、松崎快と柴戸海のゴールで一度は1点をリードしたものの、終了間際の87分に同点ゴールを許し、2-2の痛み分けで決着した。

 この試合後、鈴木氏はツイッターで「レッズサポーターのこと大好きだし、一緒に戦ってきた仲間だから本音で言う」と切り出し、こう綴った。

「これまで、いつも『その声』に助けられてきたし、本当に大きな力になった。声出したい気持ちわかる! もどかしいこともわかる! でも、全く良くないよ。ルールが守られなければ、Jリーグは成り立たない」
 
 鈴木氏は2000年に浦和に加入し、プロキャリアをスタート。それから、2015年シーズンを最後に現役を引退するまで、16年間にわたり浦和一筋でプレーしてきた。

 現役時代は同じ志を持ってともに歩んだ浦和サポーターの気持ちを汲みつつ、良くない行動はしっかりと否定する。鈴木氏の愛のこもった投稿に、「こういう事を発信してくれる人がいることに感謝」「啓太さんの言う通りだと思います」「他のチームのサポも心得ておかねば」「レジェンドにこんな事言わせるなよ」といった共感や賞賛の声が多数寄せられている。

 いまだ世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス。鈴木氏が声を上げたように、厳しい状況下のなかでサッカーのある日常を続けていくためにも、サッカーに関わるすべての人の協力と団結が必要だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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