圧巻のフィニッシュが脚光を浴びている。

　２月23日に行なわれた浦和レッズ対ヴィッセル神戸の一戦で、０－０で迎えた10分に神戸がPKのチャンスを得る。だが、キッカーの武藤嘉紀はこれを失敗。相手GK西川周作の好セーブに阻まれる。

　その直後だった。敵陣ペナルティエリアのニアゾーンに侵入した山口蛍からのパスを受けた武藤は、右足でトラップすると、すかさず左足を振り抜く。密集地帯で、シュートコースも限られたものだったが、鮮やかなボレーを突き刺した。

　DAZNで解説を務めた元日本代表FW佐藤寿人氏も、ゴールが決まった瞬間に「おおおーー」と驚きの声をあげ、「角度のないところから、トライにはなりましたけど、あれが入るっていうのはなかなか予想できないですよね」とコメント。得点シーンを公開したDAZNの公式ツイッターには称賛の声が集まった。
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「すげぇぇぇぇぇよっち」
「絶対観ておくべき」
「そこから決めるんや～」
「マジで激ムズシュートで草」
「ガチで意味わからない」
「ループボレーとでも言うのかな」
「PK外した後ってのがすごいよな」
「PKよりむずいやん」
「めちゃくちゃやん」
「ファンバステンみたいなゴールや」
「ファンニステルローイっぽさある」
「ベストゴールノミネート確定弾」

　試合はその後、浦和が松崎快、柴戸海のゴールで逆転。終了間際には神戸の槙野智章が古巣相手に同点弾をマークし、２－２のドロー決着。勝点１を分け合った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部