「なぜモラタをマークしている?」“戦犯”となったユベントスMFを名将カペッロが酷評! 指揮官も嘆き「6人対1人だったのに…」

2022年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ラビオのポジションを見たまえ」

失点シーンの対応を酷評されたのがラビオ(右)だ。(C)Getty Images

 2月22日のチャンピオンズ・リーグ(CL)で、ビジャレアルとのラウンド・オブ16第1レグに臨んだユベントスは、敵地で1-1と引き分けた。

 新戦力のドゥシャン・ヴラホビッチがCLデビューから32秒で初ゴールを挙げ、幸先の良いスタートを切ったユーベだが、66分にダニエル・パレホの同点弾を許して逃げ切りに失敗。4年ぶりに同ラウンド第1レグでの黒星を回避したものの、8強進出を大きく引き寄せる白星を逃したかたちとなった。

【画像】振り向き様に右足を一閃。衝撃の32秒弾を決めるブラホビッチ
"戦犯"としてやり玉に挙げられているのが、失点場面でパレホをマークできず、フリーでのペナルティーエリアへの飛び出しを許してしまったアドリアン・ラビオだ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督も試合後、「6人対1人だったのに…」と失点場面への落胆をうかがわせている。

 味方の2選手がマークしていた相手につき、中央を空けてしまったマタイス・デリフトの対応も批判されている。だが、失点場面に加え、その後サムエル・チュクウェゼに対するタックルでレッドカードを出されてもおかしくなかったラビオへの批判はそれ以上だろう。

 イタリア・サッカー界のレジェンド、ファビオ・カペッロ元監督も、テレビ番組でラビオのプレーを酷評した。『fanpage.it』によると、稀代の名将は「ラビオのポジションを見たまえ」と、映像を見返しながらフランス代表MFを批判している。

「前にいるのは(アルバロ・)モラタだ。どうして彼をマークしているんだ?あのゾーンで唯一危険だったのがパレホだ。飛び出していける相手選手の近くにいたら、マークしなければいけない」

 今シーズンからアウェーゴールルールが撤廃されたため、3月16日の第2レグで勝利が必要となるユベントスは、ホームで手痛い失点を悔やまずに済ませることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】なぜパレホがどフリーに?カペッロが酷評した失点シーン

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