「マサヤは力強く入れてくれた」アシストした同僚が千金弾の奥川雅也を絶賛! 本人は舞台裏を明かす「本当は…」

2022年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

守護神も「マサヤはゴール前でとても貴重な存在」

今季リーグ戦8点目を奪った奥川(中央)。ビーレフェルトに欠かせない存在だ。(C)Getty Images

 現地時間2月19日に開催されたブンデスリーガ第23節で、ビーレフェルトは原口元気と遠藤渓太が所属するウ二オン・ベルリンとホームで対戦。1-0で3試合ぶりの白星を挙げた。この一戦で、決勝点を叩き出したのが左サイドハーフで先発した奥川雅也だ。

 53分、ペナルティエリアの右寄りでパトリック・ヴィマーからパスを受けると、敵DFに身体を寄せられながらも、ワントラップからコンパクトに右足でシュート。鋭い一撃で鮮やかにネットを揺らしてみせた。
【動画】リーグ戦二桁まであと2点!決勝点となった奥川の巧みな8点目をチェック

 今シーズン絶好調の25歳は、4戦連発弾を奪った19節のグロイターフェルト戦以来、4試合ぶりの得点。これが、リーグ戦8点目(公式戦9点目)となった。

 クラブ公式サイトによれば、奥川は試合後のインタビューで、「予想通りのタフなゲームでした。相手はフィジカルが強く、僕らを激しくプッシュしてきました」と振り返っている。

「相手のクオリティにもかかわらず、後半に試合を有利に運べたのは、チーム全体の素晴らしいパフォーマンスがあったからです。僕としては、長い間奪えていなかったゴールに再び絡めて、とても嬉しいです。特にゴールは、僕にとって大きな意味を持ちます」

 得点の場面には「お膳立てしてくれたので、あとは決めるだけでした」と、アシストしたヴィムシーこと、ヴィマーに惜しみない賛辞を寄せている。
 
「本当は左サイドなんですが、この場面ではチャンスと見て、とても良いタイミングで相手を剥がせました。そのときに幸い、ヴィムシーが僕を見て、素晴らしいボールをくれました」

 その20歳のオーストリア人MFは、パスを選択した理由をこう明かしている。

「(アレッサンドロ)シェプフからボールをもらってから、自分でシュートを撃とうかどうか考えたんだ。でもシュートチャンスがないと分かったので、もう一度コンタクトを取ると、マサヤが完璧にスペースに走り込んできた。そして運良くパスを通せて、マサヤは力強く入れてくれたよ」

 守護神のシュテファン・オルデガも「周りはマサヤをとても良くサポートし、彼はゴール前でとても貴重な存在になった」と語ったように、いまや攻撃陣の軸となっているチーム得点王の奥川。今後もゴールを重ね、ビーレフェルトを残留に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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